自分の専門に関する学会(年次大会)があった週だった。自分は大学院生の頃からその大会に論文を提出していたのだが,ちょうど大学院生の頃がコロナ禍の最中だったこともあり,発表自体は中止かオンライン発表でこなしていたので,対面で発表するのは今回が初めてだった。自分は緊張しいな性格なので,正直オンライン発表にはかなり救われていたところはあるのだが,今後はそういった逃げ方ができないと思うと,気が重くなる。
結局発表は滞りなく進む……かと思ったのだが,こういう時にトラブルに巻き込まれる星の下に産まれたので,当然のように想定外のトラブルに巻き込まれた。発表用に使用していた会社で支給されたパソコンが,これまで使用してきた5年間で一回も発生したことのない謎のエラーが発生し,発表直前,壇上にあがり,パソコンをHDMIに接続した段階でパソコンが勝手に再起動を始めた。会場の大きな大きなスクリーンに表示される「デバイスで問題が発生し,再起動する必要があります。」の文字。固まる座長。苦笑いの会場。一周回って満面の笑みの自分。正直その後の発表,質疑はあまり覚えていない。
学会発表で一番しんどいことといえば,発表ではなく,懇談会というのは,恐らく学会に行ったことのある人であれば理解はしてもらえるだろう。特に自分の研究分野は元々飲み会が好きな人が多く,かなり飲み会が長時間化する傾向にあるので,巻き込まれるとかなりしんどい。しかもいつかの日記で書いたが,自分は飲み会で若手の立場だからこそ,飲み会において盛り上げないといけないという気持ちが強く出るタイプなので,学会であった他社の人や大学教員などに「せっかく学会に来ているなら飲みに行きましょう! あの時あなたと飲んだのが楽しすぎて,もう一度あなたと飲みに行きたかったんですよ!」とハーレム物の主人公の求愛のごとく飲み会に誘われることが多い。
結局,今回の学会も毎日,睡眠時間くらい飲み会があって,飲み会の時間くらい睡眠をする生活を送った。飲んでいる途中に他の人から「飲みましょう」と連絡があり,子供の時にあった,じゃんけんで勝った方のグループに合体していくゲームのごとく,どんどん飲み会のグループが統合されていき,最終的に20~30人くらいを引き連れながら飲む毎日を過ごした。別に人の上に立ったり,人を率いたりする性格ではないのに,なぜか飲み会になると先導する立場になっている。もう少し仕事でも人を引っ張る立場になってほしいと,上司などに思われていないといいのだが。
