6年ぶりに帰ってきたイベント、裏:ステに参加した。作曲家の伊藤翼さん、プロデューサーの椿本康雄さん、佐藤元紀さんらによる「Re:ステージ!」の過去を振り返りながらあれこれ話す……時にはここだけの話も飛び出すトークイベントだった。中身については、触れてはいけない話も多かったので、今回特に触れることはないが、イベントを通してひとつ思ったのは、イベントへの参加層がこの6年で大きく変わっているな、ということだった。
もちろん、前回と今回で開催状況が違うというのもある。前回の会場は飲食ができない会場だった一方,今回はアルコールを含め飲食が可能となっている新宿ロフトワンプラスでの開催だったことで、それに伴い客も演者もお酒を入れている人が大勢だった状況だったという違いがあったり、チケットの販売方法が,前回はゲームアプリのアイテム販売形式で誰でも買える状況(先着順)だった一方、今回は月額2,200円のファンクラブ会員向けに販売していたりという違いもあり、会場の雰囲気を単純に比較するのは難しいのだが、それでも根本の客層はここ6年で大きく変わっていたように思う。
6年前の裏:ステはアニメ放送直後くらいの開催かつ、コンテンツとしても急にファンの流入が増えた時期だったので「アニメから入ったけど、それよりも前の、あまりみんなが知らない時代の裏話が聞けるかも、特に作曲家の伊藤翼さんが来るから、曲に関する色んな話が聞けるかも」と言った感じで、どちらかと言えば「本当に裏話を聞きに来た人(クローズドな場所でのトークイベントに興味がある人)」がメインという感じの雰囲気だったので,本当にトークショーとしての意味合いの強いイベントだった。
一方で今回の裏:ステはファンクラブ開催ということもあり,もちろんクローズドな場所でのトークイベントもあり,裏話を聞きに来た人も一定数いたのだが,その他に,Re:ステージのコンテンツに携わる人を含めて,Re:ステージのすべてが好き! みたいな,「Re:ステージ推し」みたいな人が一定数いたことで,結構雰囲気としては変わっていたように思う。テーブルにアクリルスタンドを並べたり,製作陣の応援うちわがあったり,自分の好きなキャラのクローズドな情報が出されるたびに叫んだり,なんというか,アニメ放送後のファンイベント寄りの雰囲気が強かったな,と思う。
そのことが良い悪いということを言うつもりはないが,こういうイベントに来る層がかなり様変わりするくらいに,長いこと続いていたコンテンツなんだなぁ,と改めて実感するイベントであった。
