2026/05/11~2026/05/17

あんなに二度と行くものか,と固く決意していた教授との釣りにまた行ってきてしまった。どうしても頼まれたら断りづらい性格をしているのが良くないが,本当に気乗りしない状態での釣りほどつまらないものはない。しかも釣りは土曜日の朝4時に鉾田の海岸で始める予定だったのだが,最悪なことにその前日,金曜日に年に一度開催される会社の役員に昨年度の研究成果を報告する重要な報告会が入っていた。何が最悪かというと,そういう大きな報告会には当然のように懇親会も引っ付いてくるのだ。弊社は業種が業種なので,本当に飲み会が長い。梯子に次ぐ梯子で10時間の飲み会とかもざらにあったりする。つまるところ,終電帰りが確約されているのだ。終電での帰宅,朝4時鉾田集合。はやかわの脳内コンピューターがいろんな条件を踏まえて計算を進めた結果,算出された結果は睡眠時間1時間半(片道約50キロの運転付き)という,驚異のスケジューリングであった。

朝4時。はやかわの身体は,無事鉾田にあった。いや,無事ではなかったのかもしれない。なんてったって飲み会がつらかったからだ。時間の長さもそうだが,一番はほとんど飲まず食わずで飲み会を乗り切ったことだ。これは,翌日朝早くに運転があるから,というのも理由ではあるが,先週の日記にも書いたように,今のはやかわの身体はお医者さんの監視下にあるため,お酒や塩辛いおつまみなどはもってのほかなのである。したがってはやかわは,酔っぱらってどんどん気が大きくなる上司たちを尻目に,ただただ素面で,明日早くから開催される狂気のアクティビティ,釣りのことをずっと頭の片隅に抱えながら,虚無の時間を過ごす羽目になっていたのである。しんどい。あまりにもしんどすぎる。

ただし,今回ばかりは弱音を吐くこともできなかった。なぜなら,今回の釣りには自分の大学院時代の同期も連行されており,その彼の方がより過酷な環境下でこの釣りに臨んでいたからである。彼は,その日の午後,都内で結婚式に参列する予定が入っていた。あまりにもかわいそうである。結婚式を理由に断りの連絡を入れたにもかかわらず,朝4時から釣りは開始するので,7時くらいまでなら釣りは出来ます,と返していた教授のメールを見た時,本当にこの人は人の心がないのかと思った。そして,こんなハラスメントの結晶みたいなメールのCCに自分を入れないでほしい。

結局,彼は3時間ほど釣りをやって帰宅していった。見上げた男である。自分はその後も,昼過ぎまで,およそ9時間釣りを堪能させられ,本当に立っていられないくらい疲労が溜まった段階で帰宅させてもらうことにした。これもまた,見上げた男である。ちなみに,一匹もつれることはなかった。自分の何が悪かったというのだ。