気軽に聖地巡礼を行うたった一つの冴えたやり方

※この記事は7月アドベントカレンダーの記事(7/2)として作成されています。
→7/23の753さんの記事はこちら

 

こんにちは、はやかわです。

みなさん、アニメは見ていますか? はやかわは見ています。今期は

白聖女様で(歓喜の)大声をあげた後に

小さな先輩で(怒りの)大声をあげる生活を送っています。

……

 

 

さて、アニメを見ていて好きな作品があるとやりたくなってくることってありますよね。

そうです。聖地巡礼です。

 

聖地巡礼。それは作品に登場する実在する場所に赴き、次元は違えど同じ場所に存在することで作品に思いを馳せる行為です。
聖地巡礼を行う目的は人によって様々で、アニメのキャラの気持ちになって同じ場所を歩きたいという自分の中にアニメキャラを降ろすタイプや、作品と現実の僅かな共通点を通じてアニメと対話するタイプなどいますが、基本的にオタクは作品の残り香を現実に感じるのが好きなので、古来よりオタクの作品への愛を表す行動としてよく行われているイメージがあります。

 

かくいう私も聖地巡礼は好きで、過去に聖地巡礼をメインに据えた記事を色々と書いています。

(↑私の別サイトの記事に飛びます)

 

……

 

そんな聖地巡礼ですが、一つだけ欠点があります。

 

それは、僻地に聖地ありがち問題です。

 

例えば私の好きな作品の一つに「ヒーラーガール」という作品があるのですが


(実写写真は市の公式ホームページより)

こちらの作品に登場する「烏丸音声治療院」という藤井かな(上記キービジュアルの赤髪の子)、五城玲美(同黄髪の子)、森嶋響(同緑髪の子)の3名がヒーラー見習いとして生活を行う建物があります。この「烏丸音声治療院」のモデルは太宰治記念館「斜陽館」という建物で、

青森県北部の五所川原市というとてつもない僻地にあります。
(五所川原市在住の皆様、ごめんなさい)

 

また、その他私の好きな作品に「ワールドダイスター」という作品があるのですが

1話の旅立ちのシーンで出てくる駅が「陸奥横浜駅」となっており

これまた青森県上北郡というとてつもない僻地にあります。
(青森在住の皆様、重ね重ね失礼いたします。)

 

……

 

僻地に聖地が存在するのは「地方の(良い意味で)寂れた感じを醸し出す建物がアニメの雰囲気に似合うから」「近年漫画の持ち込みがWebでできるようになり、地方在住の漫画家が増え、その漫画家が知っている地元を舞台に描いた漫画がアニメ化しているから」「主人公が何かを成し遂げるために都会へ出ていく作品が一定数ある」など様々な理由が考えられますし、アニメの聖地巡礼をきっかけに地方が潤うケースも少なからず見られるため全く悪いことではないのですが、あまりにもアクセスが悪い場合どうしても移動のことを考えると思い腰が上がらない……といった経験をオタクの皆様なら一度くらい経験したことがあるのではないでしょうか。

 

……

 

……

 

でもそれ、もったいないですよね?

 

やはり好きな作品だからこそ、聖地巡礼をしたい。そういった気持ちはオタクなら誰しも持っていること思います。しかし、遠いと移動時間、移動費のこともあり腰が重い。聖地巡礼に赴くというのは、オタクとしての自分と社会に生きる人間としての自分がせめぎあう、難しい行為のように思います。

 

そこで、怠惰な自分は思うわけです。

 

 

ああ、自分の住んでいる近くに聖地があれば、巡礼も簡単なのになあ、って。

 

……

 

なので、自分を萌えキャラ化して自分の住んでいた街を聖地にすることにしました。

 

 

こんにちは、改めてはやかわです。普段はインターネットで萌えキャラをやらせていただいております。

普段の活動ですが、

Twitterで(萌えキャラ)をつけてツイートをしたり

 

自分のシールを配ったりしています。

 

こういった普段から萌えキャラ活動をしている私が自分が住んでいる(住んでいた)街を紹介すれば、それはもう萌えキャラ「はやかわ」の聖地となり、そこを訪れることで聖地巡礼となるのではないでしょうか。

ちなみに私は大学入学以降ずっと関東の人口の多い場所(東京・千葉・埼玉)に住んでいるので、この記事を紹介することで、私自身だけでなく、多くの皆様に簡単に聖地巡礼を行っていただけるようになるのではないでしょうか。私自身が聖地巡礼がやりやすいばかりか皆様も聖地巡礼をしやすい。これって素敵なことではないでしょうか。

 

という訳で自分を萌えキャラ化して近場の街を聖地化計画、やっていきましょう。

 

・聖地巡礼の準備をしよう

まず、今回聖地巡礼の対象とする場所は先述の私の映っている画像で何となく察している方もいらっしゃるかもしれませんが、埼玉県のさいたま市の大宮駅周辺とします。

この街は私が大学1年生~2年生の頃に住んでいた街です。大学に入った直後の萌えキャラとは程遠い尖りに尖っていたころのはやかわが住んでいた街大宮。その魅力をはやかわの思い出スポットを巡りながら紹介していきたいと思います。

 

……

 

ということで、大宮の街を紹介していきたいと思うのですが、ここでちょっとした問題があります。

聖地巡礼にとって必要なものとは何でしょう。

 

……

 

そうですね、キャラグッズです。

オタクは聖地巡礼をする時にアクリルスタンドやぬいぐるみなどのキャラグッズを持って、アニメと同じ画角で写真を撮ることに心血を注ぐ生き物です。

これは先ほど紹介した聖地巡礼記事の写真。

 

もちろん聖地に赴くだけでも嬉しさはありますし、達成感もあるのですが、折角ならキャラのグッズも同じ画角に入れて撮影をして次元の同一性を高めていきたい。これはオタクなら誰しもが持つ欲求ではないでしょうか。

しかし、私にはそういった類のグッズが存在していません。なぜなら、私はただの一介のオタクだからです。

こういった場合どうすればいいのでしょうか。

 

……

 

正解は、自分のアクリルスタンドを作る、です。

 

なければ作ればいいのです。ということで、作りました。アクリルスタンド。

(今回作成にあたってアクリルスタンドの達人さんを利用させていただきました! 最短3営業日で高クオリティのアクリルスタンドを作成していただけるので非常にオススメです!)

では、これを持って大宮のはやかわの聖地巡礼に行きましょう!

 

・大宮駅周辺の聖地

○はやかわの元バイト先

まずははやかわの元バイト先を紹介しましょう。学生が主人公のアニメではバイト先は聖地巡礼の対象となりやすいですからね。

 

ここがはやかわの元バイト先のネットカフェ、メディアネットカフェポパイお……

 

元バイト先、潰れとる……!?

 

……

 

まさか聖地巡礼をしようと思ったら既にお店がなくなっているとは……。はやかわの元バイト先はこの正面のビルの4階に入っていたメディアネットカフェポパイRR大宮店というネットカフェでした。後でインターネットで調べたところ、どうやら私が辞めた後にビルの他の空いている階に画像に映っている別のネットカフェ「DiCE」が入ってきて、お客の取り合いに負け、元バイト先が入っていた4階も吸収される形で奪われたようです。

まあ正直、私の元バイト先は繁華街に近いうえ、ここら一帯で一番安いネットカフェだったということもあり、常にトラブルが絶えず、2か月に1回くらいのペースで警察のお世話になっていたこともあったので、潰れるのは正直致し方ないと言えばそうなのですが……。

(勤務している半年の間に行方不明者が寝泊まりしていた、強盗が入った、無銭で泊まらせてほしいと駄々をこねて暴れる客が来たの3トラブルで警察を呼び、それが嫌になってやめた。)

なくなってしまうのは正直寂しいですね、外観も結構変わってますし、なんか小綺麗になっちゃって。

これは自分が持っていた……のではなくはやかわが勤務していた頃のGooglemapのストリートビュー。当時はもう少し小汚く、ビル前には居酒屋のキャッチがウロウロしていました。変わっていないのは隣のビルの赤からくらいですね。

 

なんだか思い出を振り返ろうと思ったのに若干ノスタルジックな気持ちになっちゃった。この後もはやかわが普段大学をサボって通っていた思い出のゲームセンターも寄ってみたのですが、潰れていました。

明らかにうだつの上がっていない大学生の頃のカスみたいな記憶。

 

これ以上ノスタルジックになってもアレなので、次は現存する聖地に行きましょう。

 

○はやかわが大宮で一番通っていた店

こちらの店は「ラーメン凪 大宮東口店」さんです。はやかわが大宮で一番通っていた店、言うならば思い出の味です。

こちらのお店の特徴として、空飛ぶラーメンという特殊な提供方法があげられます。

このツイートのGifを見てもらえばわかると思うのですが、回転寿司のレーンのようなものを用いて各カウンターにラーメンが提供されます。また、注文もQRコードとタッチパネルと使って行うため、一切店員と会話することなく注文が可能な飲食店となっています。

はやかわは当時今より輪をかけて会話という行為が苦手だったためこのシステムのことが大好きでよくここに通っていました。先ほどの元バイト先から近く、かつ24時間営業をしているため、夜勤明けによく来てはここでラーメンを食べ、その後大学をサボって近くのゲーセンかブックオフに行く生活を送っていました。(そしてとんでもない成績を叩き出し、親に怒られを越えて心配されました。ごめんね。)

ちなみにこの店は店頭に「すごい煮干しラーメン専門店」と書いてある通り、煮干しラーメン専門店なのですが、この大宮店では豚骨ラーメンも提供しており、これが非常にオススメです。

なぜならこの店舗には「爆裂替玉(100円)」という、100円を払えば10玉まで替玉ができるというフードファイター歓喜のメニューがあるからです。とにかく学生の頃はお金がありませんから、はやかわはここで替玉をしまくって1食で済ませる生活を送っていました。ちなみに学生の頃のはやかわの記録は7玉。(この辺りからスープがなくなってくる)この記録を抜ける人、挑戦をお待ちしております。

 

はやかわも今度最近読んだ喰いしん坊の知識を持って記録を伸ばしに行くからさ……。

 

・東大宮駅周辺

 

さて今度は少し場所を変えて東大宮駅周辺を散策しましょう。ここははやかわが住んでいた街です。

(はやかわが元々住んでいた家。今住んでいるわけではなく、学生寮などでもないため一応モザイク。)

 

この街にも

めちゃくちゃナンを食べさせてくるインドカレー屋や

 

はやかわのバイト先その2である、一蘭東大宮店などがありますが、何と言ってもこの街のはやかわにとっての聖地はここです。

 

はやかわが通っていた大学です。

(学内でアクリルスタンドを持って撮影していると本当に危ない人なのでここでは本人に映ってもらっています。ご了承ください。)

 

芝浦工業大学大宮キャンパス。はやかわが大学2年生までを過ごしたキャンパスです。やはり学生ものといえば通っていた学校が一番の聖地となりえますからね、紹介しないわけにはいかないでしょう。久しぶりのキャンパスなので少し散策してみましょう。

 

はやかわが教授と大喧嘩した教室棟や

はやかわが講義に出ず引きこもっていた図書館に

はやかわが1週間だけ入っていた少林寺拳法部の部室が入っている部室棟も健在でした。

 

……

 

しかし、久しぶりに大学に来るとなんだか懐かしい気持ちになりますね。

せっかくなので記念撮影もしておきましょう。はい、チーズ。

いい写真ですね~。

 

……

 

えっ……? そんな萌えキャラを名乗っているやつがOBにいるって思われると情けない大学だって思われる、悪評が立つんじゃないかって? やめた方がいいって?

 

……

 

大丈夫です。

 

この大学、ブルアカの広告を名指しで打たれるくらいすでに情けのない大学なので。

 

……

 

いかがでしたか? 皆さんもよければはやかわの聖地を巡礼してみてくださいね。

https://twitter.com/kewiihai/status/1634035774885875713?s=20

次の機会があれば今度ははやかわの産まれの地、呉編も行っていきたいと思います。

 

おわり

 

(翌日の記事が更新されたらここに貼る。)