好物は何、と言われると結構難しい。舌のセンサー自体は人並みにあるんですけれども、合格点は低いタイプなので何を食べても大体美味しく感じるんですよ。「美味い」「めちゃ美味い」「めちゃくちゃ美味い」みたいなランク付けしかできなくて、何を食べても少なくとも「美味い」には入ってるから、好物って言われると「まあ……だいたいのもの？」ってなってしまうんですよ。
ただまあ、強いて好物をあげるなら「金沢カレー」ですかね。あれは美味すぎる。なんでカレーって、カレールーやスパイスみたいな匂いや味が支配的なものを入れているのにあんなに味が幅広いんだろうな、って思うくらい独特の味がして最高。
特にキャベツがいい。あれはご飯よりキャベツを食べるための食べ物だと思います。自分で金沢カレーを作ることもあるんですけど、だいたいキャベツを1玉買って「ああ～こんなにキャベツを買ったら消費しきれませんね～こうなったらキャベツをたくさん食べられる金沢カレー、作っちゃいますか！」と金沢カレーを作るためにキャベツをわざと多めに買うくらい好きなんですよ。(ただ1回、キャベツを食べるためだからと、ルーに直接千切りキャベツを投入して「キャベツ in 金沢カレー(ここはウィダー in ゼリーのように読んでください)」食べたらなんだか違ったので、ルーにキャベツを直接入れるのはおすすめしません)
それで、今日は金沢カレーの気分だったので金沢カレーを食べに行ったんですよ。本当は作りたかったんですけれども、明後日には引っ越しなので。
今日は「カレーのチャンピオン」の気分だったので麹町へ。カレーのチャンピオンは美味しいのですが、麹町と九段下という普段用事がない街にしかないので、なかなか足が伸びないんですね。麹町と九段下はカレーのチャンピオンのためだけに存在しています。
久しぶりのチャンピオンカレーに嬉しくなって、更に元々のわんぱくさが出てしまい、大きいカツカレーにソーセージを乗せてチーズをかけてしまったので、その日の食事がそれで終わってしまいました。やっぱり金沢カレーは満足感があっていいですね。
今度金沢に旅行に行こうかな、ただ金沢に行ったらいつも行きつけの寿司屋に行っちゃってカレー食べそこなっちゃうので、カレーを食べるという強い意志で金沢に行かないといけないのが難しいところですね。魅力の多い街ですね金沢。いつか住みたいと思っています。