2022/03/11 研究室が崩壊しかけている

 教授が企業との共同研究の進捗で分からないことがあり、なんか分かってそうだという理由だけで朝早くに電話がかかってきて研究室に呼び出されました。教授はいろんなところと共同研究を締結して、弊学のような弱小大学にしては凄い額の研究予算を引っ張ってくるのは偉いんですけれど、コロナ禍前も忙しくてその傾向はあったのですが、コロナ禍になってからはリモート出社が増えて全くもって手を動かして研究することがなくなってしまい、実験の水準決めは一緒にやるとしても、実験から報告書作成辺りまではここ2年基本僕の仕事となっていたんですね。(弊学は弱小研究室なので、准教授も助教も助手もいません)
 ということで「研究室で僕だけが分かっていること」がここ2年でめちゃくちゃ増えており、これの引継ぎだけはして卒業しなければならないのですが、来年以降残る4年生もコロナ禍になってから研究室に配属されているので、研究室に来るという習慣がなく、2月頭にあった卒業研究発表から全く持って顔を見ていないんですよ。そしてそういうのは教授が普通なら怒るんでしょうけど、教授も教授でリモート出社であまり大学に来ておらず、強く言い出せないのでずっとなあなあな感じでここまで来ているんですよね。いろいろなことが積み重なって引継ぎができないまま3月半ばに突入しているのですが、無事来年以降も研究室は運営していけるのでしょうか。